学校・会社・家庭、自分自身や家族の将来のこと・・・色々心配の種は尽きる事がありませんよね。
そういった「こころの疲れ」を引きずっていくうち普段しっかりしている人でも
突然憂うつになったり体の不調が現われたりする事があります。
そして、思い通りに行かない自分の心の弱さを責めて閉じこもってしまいがちです。
しかしうつ病・自律神経の失調・不眠症などの症状は個人の強さ、弱さでは無く、よくある病気の一つに過ぎません。
医師の力・お薬の力でいままでの自分に戻る事が可能ですから、
一人でかかえこまず早め早めのご相談をお勧めいたします。
病気と原因
うつ病
気分の低下、物事をマイナスに考える、意欲の低下、睡眠障害、食欲不振などの症状が表れます。
ウエノ薬局の漢方相談は、なんとなく気分がすぐれない・理由は無いのに意欲が無くボーッと一日を過ごしてしまう・考え事をすると寝付きが悪くなるなど、初期の症状の方にお薦めです。
うつ病の主な原因
脳の神経の伝達物質による物と言われています。
傾向として仕事熱心・責任感が強い・きまじめ・凝り性・几帳面・頑固で融通がきかない方に見られがちな病気です。
不眠症
日本人の5人に1人は不眠症と言われ、年々増加する傾向が表れています。元来神経が敏感な方に起こる症状だったのですが、近年人間関係・お仕事等でストレスが溜まりやすい外的要因が増えている事が増加の背景にあります。
入眠困難 | 精神的疲労による物。床に入っても眠れない。 職場での刺激で興奮が収まらない。 主に20~30代、体力がある為つい仕事等で無理をしてしまう方に多い。 |
中途覚醒 | 体内リズムが崩れてしまい、夜中に何度も目が覚めてしまう。 40~50代の方に多い症状で主に運動不足が原因。 |
早朝覚醒 | メラトニンの減少により、早朝勝手に目が覚めて眠れない。50代以上の方に多い症状です。 |
熟睡障害 | 眠りが浅く熟睡感(ノンレム睡眠)が得られない為、寝たはずなのに疲れが残ってしまう。 年代問わず几帳面、真面目、仕事熱心な方に多い傾向があります。 |
主な不眠の原因
精神的疲労・ストレス、運動不足、性格、肉体疲労など症状により様々です。
パニック障害
パニックに陥る事は誰にでもある事。どんな冷静な方でも、予期しない出来事に遭遇すれば普段の落ち着きを失って不安に襲われる物です。「パニック障害」とは理由も無く激しい不安に襲われ、それがきっかけで身体的症状を引き起こし(パニック発作)、しかもそれを度々繰り返してしまう事を言います。そして最も大きな特徴は身体自身には全く異常が無い為(病院で検査しても問題が無いと出てしまう)余計に不安と恐怖感を招いてしまい悪循環を招いてしまうのです。
パニック障害の主な症状
「職場」での疲労感
精神的にもともとデリケートな素質を持つ方が多い。
20代~30代の女性に多い。
◆パニック障害の主な症状 | |
---|---|
心血管系 | 動悸・頻脈・胸痛・胸部圧迫感 |
呼吸器系 | 呼吸困難・息苦しさ・窒息感 |
耳鼻系 | めまい感・ふらつき感 |
精神系 | 恐怖感・不安感・現実感喪失・気が遠くなる |
神経系 | 手足のしびれ・手足のふるえ |
消化器系 | 吐き気・下痢・腹部不快感 |
他のこころの病同様、単に気のせいで起こる物ではなく医学的にハッキリした病気ですから(対応したお薬がございます)どうか安心してください。
ウエノ薬局からのご提案
漢方心理学では、神・魂・宅・魄・意・志を「五志」と言い、それぞれ心・肝・脾・腎に宿る物とされています。
つまり意識や感情といえども五臓全体からコントロールされているものと考えられているわけですね。
ご相談時、医療気功と問診で病態を把握して判断していきますが、こころ・精神の病だからと言って
脳だけを問題にするのでは無く五臓からの改善を行います。
これが漢方の大きな特徴の一つでもあります。
また、実際にご提案するお薬も、漢方・自然薬の中にストレスに対して即効性のある動物生薬「麝香(ジャコウ)」などは、
中国最古の薬物書「神農本草経」には「命を養う薬」として上薬に分類されているほどで大変歴史の深いものです。
こころを落ち着けるお薬
漢方・自然薬には、塞いだ気分を発散する物や、脳内の酸素不足を補い不安な神経を穏やかにする物がございます。
代謝低下の改善
冷え性や低体温が、精神の疲れの根本的な原因になっている事がありますので漢方・自然薬で改善を図ります。
不眠の改善
こころの病には不眠が付きまといます。漢方・自然薬では「飲んですぐ寝られた!」と言った即効性は新薬に比べると弱いものの、薬理作用によるだるさや日中の眠気などによる負担が軽く済み気持ちの良い生活習慣を維持する事が出来るメリットがあります。
今からでもできる生活環境の改善
自分自身を知り、無理そうな事は今のうちは避けておきましょう。 | ゆとりのある生活をこころがけましょう。 | 物事に優先順を付けて一つずつ片付けるようにしましょう。 | 悩みも仕事も一人で抱え込まず、回りを頼ってしまいましょう。 |
自分は自分!人の目を気にせず自分の良い所は自分自身で認めてあげましょう。 |
ご家族の方へお願いします
普通の病気ですから病気の方と同じように接する事、それが正しい態度です。
気分や怠けの問題ではありませんから励ましたり、叱ったりは控えてあげて下さい。
そして病気を招いた原因が仕事・生活環境の中にある事が多いですから、まず心が休まる環境作りも必要です。
最後に、必要を感じた時はためらわず通院・入院する事も検討しましょう。
改善後の生活
安定したゆとりのある生活を続けること。やはりこれが一番のお薬。
また、もし改善が見えだしても、状態が良くなったからと言って突然服用をやめたり、
逆に効果が弱いからと言ってまとめて飲んだりする事はやめましょう。
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ご相談の際にいくつかご用意いただくもの、
お聞きする事柄がございますので事前に準備しておいていただけると大変助かります。
• 薬歴(最近飲んだ、現在飲んでいるお薬&サプリメントの種類。出来れば当日ご持参下さい)。
• 通院中の方は病院での検査結果。
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